宗派について

真宗大谷派について

本尊

阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)

宗祖

親鸞聖人(1173~1262)

正依の経典

浄土三部経
『仏説無量寿経』 『仏説観無量寿経』 『仏説阿弥陀経』

宗旨

浄土真宗(真宗)

宗派

真宗大谷派(お東)

本山

真宗本廟(東本願寺)

真宗大谷派とは

信光寺は、浄土真宗の宗派の一つ、真宗大谷派に属しています。本山は京都の真宗本廟(東本願寺)です。
宗祖は、鎌倉時代に浄土真宗の教えを顕かにした親鸞聖人で、親鸞聖人が亡くなった後、聖人の影像を安置した廟堂を起源として、本願寺が建立されました。
室町時代には、中興の祖とされる本願寺第8代蓮如上人が親鸞聖人の教えを多くの民衆にひろめました。その後、本願寺は、戦国時代にかけて、京都・山科、大坂・石山、京都・堀川七条(現:西本願寺)と移転を繰り返し、1602年、徳川家康から烏丸七条の地を寄進された教如上人により、真宗本廟(東本願寺)が建立されました。現在では、大谷派は「お東さん」とも呼ばれ、浄土真宗の主要な宗派の一つとして、親鸞聖人の教えをひろめる活動をすすめています。尚、三重県には、真宗大谷派の別院として桑名市に桑名別院本統寺があります。

親鸞聖人とは

親鸞聖人が明らかにされた教えは、簡単に説明いたしますとどんな人でも阿弥陀様の本願を信じ、念仏を称えれば平等に救われるという平等と救済の教えです。

宗祖『親鸞聖人』は平安時代、貴族らの政治に陰りが見え始め、武家政治への大転換期のころ誕生されました。
戦乱や飢饉といった不安が民衆に渦巻くそんな時代に、親鸞聖人は9歳で比叡山に登り、すべての人が救われる道を見出すために厳しい学問と修行に励まれました。
しかし20年にわたる修行を経ても悟りに至る道を見出すことができませんでした。
聖人は山を下り、尊敬する聖徳太子に道を仰ぐため京都の六角堂で百日参篭を行い、救世観音より夢告(夢のお告げ)を受け、東山の吉水で教えを説かれていた法然聖人の草庵へ足を運び専修念仏の教えに出遇われました。
あらゆる人に救いの道を開いた教えとなり、多くの念仏者が生まれましたが、それゆえ他の仏教宗派から危険視され親鸞聖人は越後へ流罪となりました。
しかしこれも本願をお伝えするためのお導きととらえ、この地でも教えを広められました。
その後に関東に移り、二十年間、その地で懸命に生きる人々と共に暮らし、教えを伝え続けられました。
晩年は京都に戻り著作の業に専念されました。

すべての人が幸せに救われる道を明らかにされるために生涯を送った親鸞聖人の教えは今もなお、多くの方々のご懇念により相続されています。

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